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注目の東京急行電鉄大井町線 [プラットホーム2008]

東京急行電鉄(通称、「東急」)大井町線は現在、大規模な工事を実施している。

1番の目玉は急行の運転であるが、試験的な運行を経て、2006年3月18日(土曜日)から土休のみ、大井町-中央林間間で運転しているものの、大井町線内は各駅に停まっている。

大井町線の急行は東京臨海高速鉄道臨海副都心線に乗り換えれば、お台場は近く、更に終点新木場でJR東日本京葉線に乗り換え、舞浜で下車すると、東京ディズニーリゾートがある。どちらも、思いっきり遊べるよう、朝は中央林間から大井町へ、夜はその逆で運行している。つまり、大井町線経由はお台場と東京ディズニーリゾートへの近道なのである。

しかし、急行運行前から田園都市線のラッシュは激化し、大井町線をバイパスルートにする案が浮上していた。これは1990年代から構想があった。

大井町線は5両編成で運行しているが、線内はすべて各駅停車。その上、九品仏(Kuhonbutsu)は5号車、戸越公園は1・2号車のドアが開かないという、大きな難点がある。

◆大井町線旗の台



2008年2月2日(土曜日)、旗の台へ。地下ではないが、低いほうの1・2番線は池上線、高いほうは大井町線となっているものの、急行停車に備え、ホームの延伸と共に2面4線化。ホームの屋根は帆となっており、近年の東急の駅の特長になっている。



エレベーターは上下階どちらかが“呼び出し”をしない限り、ずーっと開きっぱなしにして、お客様を待っている。

大井町線ホームは現在、3・6番線を使用しているが、線形から見て、急行は工事中の4・5番線を使うだろう(急行の待ち合わせをしない各駅停車も使うはず)。



3番線に8500系の各駅停車二子玉川行きが到着した。

先頭車は田園都市線直通の急行を走る“資格”を得るかのような、“夕焼けニャンニャン色”になっている。そして、貫通扉と車体側面には大井町線のステッカーを貼ってあり、田園都市線の所属車両ではないことを強烈にアピールしている。これは乗り間違えを防ぐため。



次の各駅停車二子玉川行きは8590系が貫通扉を非貫通化改造したとカン違いしそうになったが、8090系である。

8090系は日本初の軽量ステンレス車体が話題となったが、貫通扉がないため、横浜高速鉄道みなとみらい21線に乗り入れられず、先頭車のみの8590系を新製。編成をバラし、非貫通の8090系は5両編成に組み直し、大井町線にコンバートされた。これにより、鋼製の初代3000系は姿を消したのである。



やって来た車両は“田園都市線急行認定車”で、方向幕も交換。大井町線の種別は各駅停車のみではなくなったため、種別幕に「各停」がついた。こうなると、田園都市線でも「各停」の種別幕(種別LEDのほうが圧倒的に多い)を表示してもおかしくない。

田園都市線で「各停」の表示ができない理由として、準急の存在が大きいのではないだろうか。



準急は平日朝ラッシュの渋谷方面のみの運行だが、色はグリーンである(東武鉄道に合わせた)。各停の色は青なので、問題はないように思えるだろう。



ところが、目黒線の各停はグリーンで表示しているのである(東横線でも8000系が走っていたときはフルカラーLEDではなかったため、グリーンで表示していた)。これは、5080系第3編成以降はフルカラーLEDに変更されているが、それ以外の車両はオレンジ、赤、グリーンの3色LEDなので、あわせざるを得なかったのだ。

田園都市線を走るLEDの車両のほとんどはオレンジ、赤、グリーンの3色しか表示できない。つまり、全車フルカラーLEDにでもしない限り、各停の種別表示は困難なのである(私の推測)。

8090系を見て、あることに気づいた。

それは先頭車の運行番号が100番台になっており、上1ケタの「1」を貼りつけたことである。この日、8500系の運行番号が「109」になっている電車を見たが、ポケベル用語だと「東急(あるいは等級)」となる。



次の各駅停車二子玉川行きは8090系で、フルカラーLEDにチェンジしていた。

もっと驚くのは8090系のフルカラーLEDは2種類あるということだ。



1つ目は東急としては一般的な日本語と英語の交互表示タイプ。但し、2代目5000系シリーズや8090系の先頭車の種別LEDは同時表示となっている。これは、2代目5000系シリーズはサイズが小さ過ぎるため、大きく英文字が表示できないからであろう。

8090系の場合、サイズは申し分なしだが、2代目5000系シリーズに歩調を合わせたものと思われる。



2つ目は日本語と英語が同時表示されているタイプ。これは初めて見た。個人的には日本語だけ、英語だけというのは単調で見栄えがいいとは思わないが、同時表示のほうが、落ち着き感があっていい。但し、LEDはフォントの小さい文字は表示しにくい難点があるため、方向幕、種別幕のほうが書体に味があっていい。会社の方針と言うものが見えてくるからだが、LEDだと決まった書体しか出てこないため、面白味に欠ける。もっとも、利用客の立場としては、そんなことを考えないのだろうけど。



8090系フルカラーLED(日本語、英語同時表示)、“田園都市線急行認定車”の各駅停車二子玉川行きに乗る。前面展望が心ゆくまで楽しめる大きな窓は魅力だが、冷房吹き出し口のカタチは国鉄の特急車両っぽく、扇風機があるのは意外だった。ちょっと見掛け倒しってかーんじ。

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上野毛(Kaminoge)では大井町方面に通過線を設けたが、自由が丘でホームを1両分延伸した以外、特に大きな変化はなく、各駅停車の6両編成化は行なわれないのかもしれない(編成分解による休車があれば、すぐに使えるのだが)。

終点二子玉川に到着。長津田方面を見渡すと、溝の口までの複々線工事は進んでおり、東武鉄道30000系の急行中央林間行きに乗り換えると、二子新地まで進んでいた。そこから先は鋭意工事中といったところである。

田園都市線で30000系に乗る機会は少ないが、長津田で半分以上を表舞台から追いやった“天敵”、50050系の各駅停車中央林間を待たせ、先に発車した。

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田園都市線に30000系はよく似合うが、10両固定編成がなかったのは惜しまれる。

◆田園都市線二子新地

2008年2月11日(月曜日・建国記念日)、二子新地へ。溝の口まで複々線化工事を行なっているが、外側にホームがあり、内側は通過線。どうやら、小田急電鉄小田原線と同じ構造になるようである。また、複々線が完成すると、二子玉川-溝の口間は大井町線と共用する予定となっている。つまり、大井町線は大井町-溝の口間となる。

さて、複々線の内側、急行線になるわけだが、なんと2007年に入団した2代目6000系が留置されていた。展示会のような状態となり、レールファンもかけつけている。

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2代目6000系を初めて見るが、衝撃的だ。スピード感あふれるフェイスは“160㎞/h出るんじゃないか”と思わせるほど。車体側面もスピード感あふれるデザインで、下部と1・6号車の乗務員室寄りは「<」や「>」に見えるオレンジ、上部は赤ではなく、紅のラインをまとっている。また、屋根も紅になっており、2代目7000系と同様、無塗装ステンレス車体の冷たさをやわらげているが、横浜高速鉄道Y500系を意識したようにも思える。

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2代目6000系は1・6号車の床下に折りたたみ式の避難用階段を設置。これは2代目5000系にも設置されており、10両編成のため、4か所ある。また、田園都市線に合わせてか、2号車は弱冷房車となっている。そして、先頭車の方向LEDは種別と行先が表示されるだろう。貫通扉の上にも小さいサイズのLEDがあるものの、おそらく、運行番号表示をするものと思われる。

2代目6000系は大井町線の急行に使われるのは間違いないところだが、各駅停車にも使われるのかも注目される。また、大岡山で目黒線に入り、東京地下鉄南北線、東京都交通局(都営地下鉄)都営三田線に乗り入れる可能性もあって欲しいと願っているが、運転方式の違いなどから、難しいかもしれない。

いつデビューするのかはわからないが、試乗が楽しみである。ちなみに初代6000系はわずか20両(4両編成5本)しか新製されなかった。

◆田園都市線梶が谷

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8500系の各駅停車中央林間行きに乗り、梶が谷へ。ホームの屋根は帆に変わり、改良工事中である。また、江田でもホームの屋根を帆に置き換える工事をしている。

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1・2番線にトイレがある。駅では珍しく、洗面台にはせっけんが装備されており、個室トイレでは近年、普及の傾向にあるトイレットペーパーが設置されている。ちなみに梶が谷のトイレットペーパーは東急のきっぷ等をリサイクルした再生紙。おそらく、ほかの駅でも再生紙のトイレットペーパーを使っていることだろう。

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改札内には1,000円10分カットの理髪店があるものの、利用するだけでも入場券が必要なので、電車に乗る用がない人にとっては“敷居が高い場”になっているのではないかと心配だ。ちなみに東武鉄道伊勢崎線・日光線東武動物公園にも1,000円10分カットの理髪店が存在するものの、改札の外にあるので、電車に乗る用のない人でも気軽に行ける。

3・4番線のうち、4番線は使用停止で急行や準急の通過線となっている。4番線は電車とホームのあいだが空き過ぎており、乗降のしようがない。

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長津田寄りには大井町線の留置線を作っており、どうやら電車4本が入るスペースを確保しているようだ。あとはホーム幅を延伸して、4番線の使用を再開することになるのだろうが、“もしかしたら、梶が谷発、大井町行きの各駅停車(急行はないと思う)が運行されるのかな?”と考える。

◆田園都市線溝の口

50050系の各駅停車押上行きに乗り、溝の口で降りる。もともとは相対式ホームだったが、2面4線化すべく、現在、1番線を工事中。用地取得がかなり難航したようで、4番線は1990年代中盤に完成しており、停止信号を避けるホームとして、朝ラッシュ時に使用されている(完成したのは1995年だったように思うが、記憶がはっきりしていない)。

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複々線が完成すると、長津田寄りに大井町線の留置線を設け、ここで折り返すことになっている。ちなみに溝の口はJR東日本南武線〔武蔵溝ノ口駅〕の乗り換え駅である。



ホームの見学時間は5分もなかったが、17時00分発、30000系の急行久喜行きへ。桜新町で“天敵”、50050系の各駅停車押上行きを追い抜いた。

田園都市線の混雑緩和目的で白羽の矢が立った大井町線。果たして、この大規模な工事が成功するのかどうかが気になるが、混雑が緩和しても今度は自由が丘からの東横線及び、大岡山から目黒線の混雑が増すだろう(池上線は旗の台まで距離があるため、考えにくく、大井町になると品川へは便利だが、東京や新宿へは遠回りであることは明らか)。そうなると、東横線は東京地下鉄副都心線の相互乗り入れ開始まで、なすスベがなく、目黒線は悲願の8両編成化につながるかどうかも注目したいが、5080系以外、使用車両が9年以上を経過しているため、新製するとは考えにくく、編成をバラすことになることが予想される。大阪市交通局(大阪市営地下鉄)10系のように無念の廃車が出ないことを祈る。

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!(うまく再生できない場合はこちらを御利用ください)

②東京急行電鉄ホームページは
こちらにクリック!!

③レールファン音楽館スタッフの部屋「東急6000系登場!!」はこちらにクリック!!

④フリー百科事典『Wikipedia「東急大井町線」』はこちらにクリック!!

⑤フリー百科事典『Wikipedia「東急6000系電車」』はこちらにクリック!!(但し、初代)

⑥東武鉄道備考一覧はこちらにクリック!!

⑦岸田法眼のRailway Blog.「各駅停車(二子玉川から臨時急行)中央林間行き」はこちらにクリック!!

⑧岸田法眼のRailway Blog.「悲運、不運の車両-東武鉄道30000系-」はこちらにクリック!!

岸田法眼のRailway Blog.「東京急行電鉄2代目7000系試乗」はこちらにクリック!!

⑩岸田法眼のRailway Blog.「急行武蔵小杉行き」はこちらにクリック!!

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コメント 2

サットン

東急新6000系、かなり力が入っているようですね。詳細が気になるところです。
布張りのホーム上屋を見ているとJR西のユニバーサルシティ駅を思い出します。今後の東急の標準スタイルになるんでしょうかね。
by サットン (2008-02-13 19:46) 

岸田法眼

サットンさん、どうもありがとうございます。

2代目6000系は今までの東急にない斬新なデザインですね。あと2日たつと『鉄道ダイヤ情報』が発売されるので、気になるところです。

フリー百科事典『Wikipedia』によると、ユニバーサルシティ駅はホームの屋根が帆になっておりますが、これは安藤忠雄氏がデザインしたとなっております。

安藤氏はやがて東横線と相互直通運転をすることになる副都心線渋谷の地下ホームも手がけております。上屋の帆化が進んでいるのも安藤氏が東急に提唱したのかもしれませんね。
by 岸田法眼 (2008-02-13 20:01) 

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