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正雀工場周辺を歩く [汽車旅2008番外編]

2008年9月6日(土曜日)、阪急電鉄(次からは「阪急」と略す)京都本線(通称、「京都線」)正雀(Show-Jaku)へ。高槻市方面は2・3号線、淡路方面は4・5号線となっており、なぜか1号線はない。



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正雀は自社の正雀工場及び正雀車庫があるものの、“営業電車”は各駅停車しか停まらない。

ホームの行先案内板は「通過」の英訳を「Non-stop」としていることに衝撃を受ける。たいていは「PASS」と表示するのが一般的であるが、鉄道英語はスペルが統一されておらず、“会社任せ”が実情である。

下車すると、針路をJR西日本東海道本線へ。正雀は大阪府摂津市にある駅だが、その近くに東海道本線の岸辺駅が吹田市に存在する。そして、東海道本線沿いに正雀工場があり、敷地内にアルナ車両がある。

昭和22年(1947年)、兵庫県尼崎市にナニワ工機が誕生。鉄道車両の製造を中心に、のちにアルミサッシを手がけるようになる。 アルミサッシは定評があり、昭和45年(1970年)に社名をアルナ工機に改称。社名改称の由来は“アルミのナニワ”を略したアルミサッシ、「アルナ」が好調だったためと言われる。

しかし、平成の世に入ると、業績悪化により、アルミサッシ事業から撤退。2001年12月、アルナ工機は分社化され、鉄道車両事業はアルナ車両、輸送機用品事業はアルナ輸送機用品、バン事業はアルナバンとなった。

アルナ車両は路面電車の新製だけにしぼって、2004年4月には阪急電鉄正雀工場内に移転。路面電車の受注はしょっちゅうあるわけがなく、近年は大阪市交通局(大阪市営地下鉄)が“お得意様”のようである。

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アルナ車両の敷地内に大阪市営地下鉄10系ラストナンバー車が“「台車」という名のクツ”をはいていない状態で置かれている。これはリニューアル工事を実施しており、すでに外板洗浄、フェイスのお色直し、車体側面の方向幕設置と帯を変えているが、架線の下に10系がいるという光景は面白い。10系は第3軌条で走るワケだから。また、隣りには5000系リフレッシュ車が1両、ポツンと置いてある。



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この日は作業をしており、10系ラストナンバー車は電機子チョッパ制御からVVVFインバータ制御にチェンジされる。

「この車両は、外板洗浄が終了しています。汚い手などで、外板に触れないように注意願います」

10系リニューアル工事では係員が軍手を使っているものの、各ドアの下には貼り紙があった。軍手をしても、常に清潔なモノが求められ、年期の入ったモノは不必要なのだ。

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今回のリニューアル工事では優先座席のステッカーが変わっていることに気づいた(あとで動画を確認したら、2007年以前からあった)。昭和の時代から使っていた年期モノから、現在の実態に合わせたものにチェンジ。大阪市営地下鉄は昭和の時代からお年寄りや体の不自由な人のための席をシルバーシートとは呼ばず、「優先座席」という名称で案内していた。

6号車は平日終日女性専用車両で、2004年から夢塗装車として、ド派手で目立つように案内していたが、編成美を損ねるデメリットがあった。

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ラストナンバー車のリニューアル工事では車体側面を元のアルミの地肌に戻し(妻面はアルミの地肌のまま)、ドア窓の内側にタテナガのステッカーを貼りつけ、アルミ地肌の編成美が戻った。

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屋外は3号車から10号車までを留置しているが、屋内では1・2号車がいる。10両編成がスッポリ入る敷地は圧巻かつ壮観だが、新幹線の16両分は入らない。新幹線を製造する車両メーカーは16両1編成分のスペースがあるのかどうかが気になるところ。また、阪急及び大阪市営地下鉄の車両は新交通システムの南港ポートタウン線を除き、1両18メートル。1両20メートルだと10両置けるかどうかが微妙ではないだろうか。

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交差点を右折し、正雀車庫のほうへ。意外にも正雀工場内に阪急バスの姿が。点検は電車以外でもやるのか? 面白い光景だ。

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正雀車庫では京都線で運用することのない7000系が留置。ほかに9300系は第5編成も増備されており、数は着実に増えつつある。当初は2300系を置き換えていたが、今後はまさか…

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7300系リフレッシュ車も見ることができた。フェイスの整形、方向幕を方向LED、ガラス、ドア、冷房機のチェンジと一部のドア上にLCDによる情報案内装置をつけたことが大きな特長である。

フルカラーLEDは「特急梅田」と表示。9300系が増備されてもオールロングシート車の特急運用はまだ続いており、疑問ではあるが、いつになったら解消されるのか?

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6300系は第2編成がバラされており、4・7・x号車が連結されている。この先、どうなるのかが気になるところ。検査ならいいんだけど。

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この日、6300系は一時的なのか、5両で梅田方に先頭車がどこかへ消えている車両もあり、今後が気になるところ。また、8両フル編成が休んでいるのは下回りを7300系に合わせた6330系だけだった。

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すべて公道から撮影したが、クルマの量が多く、東海道本線と並行する一般道路は道幅がせまく、ダンプカーが通過したときはヒヤヒヤだった。また、沿道や岸辺駅ホームで撮影するレールファンもおり、人気スポットのようである。


★お知らせ  

次回から「2008年の汽車旅4」シリーズをお伝えする予定です。今回の記事は予告編のようなもので、「2008年の汽車旅4」シリーズに挿入することになっております。どうぞお楽しみに。

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②アルナ輸送機用品ホームページはこちらにクリック!!

③フリー百科事典『Wikipedia「アルナ車両」』は
こちらにクリック!!

④鉄道ニュース「阪急7300系7320編成が試運転」は
こちらにクリック!!

⑤住吉急行電鉄の日報「大阪市交10A系第26編成整備中」は
こちらにクリック!! 

⑥住吉急行電鉄の日報「阪急正雀」は
こちらにクリック!!

⑦10系備考一覧はこちらにクリック!!

⑧岸田法眼のRailway Blog.「阪急電鉄6300系総集編」はこちらにクリック!!

⑨岸田法眼のRailway Blog.「2003年の汽車旅8-後編-」はこちらにクリック!!

★おまけ  

10系ラストナンバー車、オリジナル時代の動画。







来訪御礼のみや記事に関係のないコメントをされる方は上にクリックして下さい。また、我がブログのコメント、トラックバック承認制になっておりますので、御了承願います。

★お知らせ

2008年9月30日(火曜日)まで2者択一サイト、『Unow?』で、「モハよう著者からの20の質問」が公開されており、質問28で私の画像が掲載されております。ぜひ、アクセスしてみて下さい。

なお、質問を回答するには会員登録が必要となりますので、あらかじめ御了承下さい。

①『Unow?』は
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②『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』はこちらにクリック!!

③『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』で、私が提供した画像があるところへは
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※②③は2008年9月30日(火曜日)まで公開予定です(翌日以降は削除されている可能性がありますので、あらかじめ御了承下さい)。


★さぁー、みんなで買ってみよう!!

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コメント 8

む〜さん

正雀工場、アルナを拝見し、久しぶりの阪急電車、大阪地下鉄、実際にこの目で見て、乗りたい、そんな気持ちがつのりました。
しかし、阪急は素敵だなあ!!!
有難う御座いました。
by む〜さん (2008-09-08 09:01) 

Sanohpy

阪急の西宮車庫なら、西宮北口から大阪方面に出る際
どんな車両が留置されているか大体見ることが出来るのですが
正雀車庫は、あっという間に通過してしまって
わからないですね...。

7300系リニューアル車が出たのも知らなかったし。

阪急の製造元は大抵「アルナ」ですよね。
「日立」は9000系ですね。
by Sanohpy (2008-09-08 10:51) 

住吉人

こんばんは。
正雀散策が一日違いとは意外でした。

正雀の公道は車庫側に歩道が無く、たしかに大型車が通ると怖いです。
それと、金網越しに撮るのですが、草がかなり生えていて足元が良くないです。

by 住吉人 (2008-09-08 22:06) 

岸田法眼

む〜さん、どうもありがとうございます。

阪急は色にこだわっていますから、変わらないのがいいのでしょう。『水戸黄門』にも言えますね(4代目水戸黄門のときは大幅にいじくったものの、違和感があり、5代目で元に戻りました)。

アルナ車両が移転してから、この地に10系がリニューアル工事のため、訪れるようになったようですが、見ることができてよかったです。1か月前には乗っているのですが…
by 岸田法眼 (2008-09-08 23:15) 

岸田法眼

Sanohpyさん、どうもありがとうございます。

そうですね、西宮車庫は車窓からでも眺めることはできますが、正雀車庫はJR線のほうがよく見えそうな感じがします。阪急京都線だと見づらいでしょうねぇー。今まで、そういう意識で阪急京都線に乗ったことがないので、コメントがハッキリしないものになってしまいますが…

9300系と9000系は日立製作所の「A-train」方式で作っております。JR九州885系も同じメーカーですので、VVVFインバータの音は同じですね。
by 岸田法眼 (2008-09-08 23:22) 

岸田法眼

住吉人さん、こんばんは。どうもありがとうございます。

正雀へ行こうと決めたのは前日の夜でして、新快速の車窓で目をこらしながら見ると、10系の姿が確認できました。

おっしゃる通り、正雀車庫側の歩道は片側しかなく、特にJR線のほうはないので、慎重にならざるを得ないですね(ドライバーさんも同じ心境だと思います)。

コンパクトやケータイは金網越しから撮れるので、いいのですが、雑草を刈り取るわけにもいかず、また、こういう場所にはヘビやトカゲがいる可能性もありますので、勇気のいる撮影だと思います。

本来ならば「2008年の汽車旅4」シリーズで掲載するところですが、1か月後になる可能性が高く、正雀車庫から中百舌鳥検車場へ帰還しているでしょうから、予告編のような“繰り上げ掲載”となりました。

「2008年の汽車旅4」シリーズは次々回の記事から始まる予定です。
by 岸田法眼 (2008-09-08 23:45) 

sirokuma

「2008年の汽車旅4」シリーズを楽しみにしています。
by sirokuma (2008-09-09 11:14) 

岸田法眼

sirokumaさん、どうもありがとうございます。

都合により、次々回からのスタートとなりますので、ぜひ御覧下さい。
by 岸田法眼 (2008-09-09 20:00) 

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