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2006年の汽車旅9-最終回 [汽車旅2006]

オマタセ、ベイベー。イッツ・ショータイム。

散策及び昼食後、敦賀に戻り、6・7番のりばへ。

6番のりばにエル特急<雷鳥22号>大阪行きが到着するも、ガラガラ。女性車掌が乗っているが、これ以上の集客は期待できない。

気がついたら、エル特急<雷鳥>のグリーン車は1号車になっており、エル特急<加越>(その前は特急<かがやき>で使用)と特急<スーパー雷鳥>(その後、エル特急<しらさぎ>に転用)からコンバートされている。つまり、2種類あり、特急<スーパー雷鳥>から転用されたグリーン車は前面展望ができるタイプで、好評だったが、エル特急<雷鳥>では国鉄カラーに塗り直され、これが似合わず、違和感アリアリ。かつての栄光から転落したボロボロな印象を受ける。どうせ転用するのなら、山陰本線カラーの183系シリーズに改造して、特急<きのさき><はしだて><たんば>とエル特急<北近畿>に連結したほうがよかったのではないだろうか。

続いて、エル特急<しらさぎ58号>米原行きが到着。こちらも多くない。

米原発着のエル特急<しらさぎ>はエル特急<加越>を吸収したものである。683系2000番台に置き換える前から米原で増結車両をつないだり、切ったりしていたので、<加越>の名が薄れてきたのだろう。ちなみにエル特急<加越>は国鉄時代、表定速度№1の在来線電車だった。

エル特急<しらさぎ58号>米原行き発車後、2番のりばに止まっていた125系2両編成の普通電車長浜行きが福井方へ動き出す。

6・7番のりばに小浜線の時刻表があったので、眺めていると、1日たった14本しか発車せず、ワンマンカーでないものは6時38分発の普通電車東舞鶴行きと21時56分発の普通電車小浜行きだけ。

13時04分、223系2000番台のテイストを北陸本線に取り入れた521系の普通電車が終点敦賀に到着。国鉄鈍行車の3両編成から2両編成に減っているため、立客が多いと思ったが、全員着席できた。補助シートが功を奏した恰好だ。

521系は2006年に入団し、11月30日(木曜日)にデビュー。ワンマン運転を前提にした車両となっており、増備が進むと、北陸本線はついにワンマンカーの運行となってしまう。また、毎年12月1日から翌年3月31日まではドアは半自動扱いになるが、ワンマンカー運行となれば、終日半自動もありうる。

521系は北陸本線鈍行を踏襲する白と青の帯、221系・223系シリーズと同様の転換クロスシート(521系はロングシートも存在する)で、JR西日本では珍しいシングルアームパンタグラフを採用している。ちなみに最高速度は120㎞/hで、130㎞/hでないのが疑問。ちなみにJR西日本のシングルアームパンタグラフ車両はほかに283系、285系、700系シリーズ、125系である。

 521系のあとを追うかの如く、7番のりばに普通電車長浜行き(1号車クモハ125-18)が入線。125系2両編成で、車掌も乗務しているが、先ほど乗った新快速敦賀行き(近江今津-敦賀間乗務)と同じ人だった。

2006年10月21日(土曜日)から、125系は北陸本線にも運行区間を拡大。125系では珍しいのか、初めてなのかは言葉の選択に迷うが、車掌が乗務しているものの、521系と共に増備が進めば、敦賀-米原・近江今津間がワンマン化されるのではないかと思う。また、直流電化区間では521系との並結運転の可能性もありそうだ。

125系は種別幕を用意しているものの、加古川線用と同様、普段は黒のままで、ワンマンや普通も表示されない。おまけに回送も表示せず、方向LEDで対応している。125系のフェイスに種別幕がないため、そうせざるえないのかもしれない。

125系は2003年に入団。小浜線電化時にデビューしたが、当時の敦賀は北陸本線が交流電化のままとなっていたため、敦賀運転派出という車両基地で休むことができなかった(当時は福知山運転所電車センターに所属)。

気動車時代は2両編成だったのに、1両となり、おまけに座席は転換クロスシート(一部固定座席)を採用したセミクロスシートだったが、車椅子利用客の支障をきたさぬよう、1人掛けと2人掛けという223系(関空快速・紀州路快速で使っている車両)と同じスタイルにしたら、利用客から不満爆発。電化開業初日(2003年3月15日)は1両だけで乗り切れず、あわてて小浜へ向かう代行バスを用意するハメになった。

その後、転換クロスシートはすべて2人掛けに改めたが、2004年に投入した加古川線用は1人掛けと2人掛けというスタイルとなっている。また、敦賀運転派出所属車は車両中間のドア設置を考慮したスペースに補助シートを設けている。

13時19分に発車。4番のりばには13時23分発、新快速湖西線経由姫路方面網干行き(平日は姫路行き)が発車を待っている。また、乗車している普通電車長浜行きは終点で14時07分発の新快速姫路行きと接続しているものの、山科から先は敦賀13時23分発の新快速湖西線経由姫路方面網干行き(平日は姫路行き)が15分早く到着する。

近江塩津4番のりばでは、ここが終点となる米原方面からの新快速が到着。中途半端な運行終了で、敦賀まで伸ばすべきだろう。敦賀まで直流電化にチェンジしておきながら、近江塩津が壁のような存在になるのはげせない。

125系は今回で4回目になるが、始発から転換クロスシートに坐れたのは小浜線電化開業以来となる。イイ気分だ。

滋賀県に入り、進行方向右側には余呉湖が見える。ちなみに直流化された駅の半分以上はホームのかさ上げや上屋の増設などが行なわれ、新装開店!! 乗りやすいように改善しているのはいいものの、乗っている普通電車長浜行きは2両編成。国鉄形鈍行より1両少ないのが響き、虎姫で立客が出てしまった。125系は最大8両の連結が可能なので、“どこからでも坐れる”態勢が欲しいところ。また、直流化される以前から3両でも全員坐り切れないこともあるので、見直しは必要。「直流化したら、電車が短くなって、坐れなくなった」という苦情が頻発してはいけない。

終点長浜3番のりばに到着し、4番のりばから始発の新快速姫路行き(1号車クハ222-2002:弱冷車)に乗り換え。8両編成なので、乗り換え客全員、坐ることができた。

ガラ空きで長浜を発車すると、進行方向右側に琵琶湖が見える。湖西線ほどの見晴らしではないが、田村に到着。2007年4月にオープンする長浜バイオ大学の最寄り駅となる。

田村を発車すると、琵琶湖と別れ、米原へ向かう。

北陸本線長浜から、東海道本線京都までは「琵琶湖線」という路線愛称がある。これは米原-大阪間を「JR京都線」にするつもりが沿線住民の猛反対を受け、苦肉の策として対応したものの、ほとんど琵琶湖は見えない。

これにより、JR京都線は京都-大阪間だけとなったが、浸透していないのではないだろうか。「2006年の汽車旅9-1」でも述べたが、琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線、JR宝塚線という安直な路線愛称はいらない。切り捨てるべきだ。ちなみにJR西日本に高い評価をしていても、私がアーバンネットワークで気に食わないのは、路線愛称と221系を永遠に増備してくれなかったことである。

新しい路線愛称をつけるなら、米原-播州赤穂間は「京阪神ホットライン」、近江塩津-米原間は「湖東線」にする。湖東線は琵琶湖はかすかにしか見えないが、その分、湖西線では眺めることができない余呉湖が見れる。余呉を新装開店したのも余呉湖への観光客誘致をはかろうとしているのではないだろうか。また、米原から北陸本線に直通する新快速及び普通電車は湖西線との誤乗防止のため、行先案内は今まで通り、「米原方面」でいいだろう。

700系3000番台(JR西日本所属)の東海道新幹線(言わずと知れたJR東海のドル箱路線) <ひかり411号>新大阪行きが通過し、留置線にJR東海所属の117系シリーズが引き上げているところを一瞬目撃。エッ…

14時16分、米原3番のりばに到着。JR東海の東海道本線へ。ちなみに米原の在来線はJR西日本、東海道新幹線はJR東海が管理。近江鉄道を含めると、駅長は3人いることになる。

余談だが、JR東日本・JR東海はプラットホームを「x番線」、JR西日本・JR四国・JR九州は「y番のりば」、JR北海道のみ到着は「π番ホーム」、発車は「r番のりば」と使い分けている。

7番のりばで14時44分に発車する普通電車大垣行きを待つ。JR西日本お得意の「足元白矢印の1番から4番(ほかに白三角など)」の1番に並んで、電車を待つが、思った通りだったし、驚きもしたが、JR東海所属の117系シリーズ、白昼堂々の入線である。

JR東海所属の117系シリーズは313系の入団以降、おもにラッシュ時の助っ人でしか走らない機会が多く、昼間は車両基地でおやすみ状態。まさにコアラの生活そのものみたいな感じになっていた(117系シリーズのフェイスはコアラに似ているような気がする)。

2006年10月1日(土曜日)にJR東海はダイヤ改正を行ない、313系5000番台が東海道本線の快速系統の主役に就き、117系シリーズも4両編成を生かし、米原-大垣間の普通電車運用に就いたようだ。

なお、JR東海の117系シリーズはどちらかの先頭車がボルスタレス台車と見晴らしのイイ窓が特長の100・200番台である。ちなみに私はクハ117-28に乗車。初期の車両で、クハ117形では珍しく、トイレがついている。

以前、米原-大垣間の普通電車は2両編成の313系300番台、ロングシートの211系5000番台3両編成という、着席率の低い“魔の区間”だったが、117系シリーズ登板により、全員着席で発車する。ちなみにJR東海の117系シリーズに乗るのは2000年8月以来となるが、ラッシュ時の運行がメインになっているため、車椅子スペースは設けていない。

近江長岡-柏原間で東海道新幹線300系の<ひかり416号>東京行きに抜かれ、柏原では311系の普通電車米原行きに遭遇。日中の米原-大垣間は4両編成になった模様だが、まさかこんなところで311系に遭遇するとは思ってもみなかった。

柏原-関ケ原間はトンネルを通るも、運転士はカーテンを下ろさない。117系シリーズは前面展望しにくい車両となっているからであろう。

終点大垣が近づいてきた。久しぶりの117系シリーズ乗車は心地よく、このまま静岡まで運行して欲しい心境であった。

終点大垣5番腺に到着し、1番線の特別快速豊橋行き(クモハ313-5006)に乗り換え。6両固定編成の313系5000番台だったので、ラクに着席できたが、車内はゴミが散らかり放題。乗車マナーの悪さに腹が立つ。JR東日本の東京や上野みたいに折り返しの駅で車内の清掃をしないこともあるが、せっかくの新車がだいなしである。

313系5000番台は固定座席をなくし、オール転換クロスシートなのが特長。ドアとドアのあいだの転換クロスシート5列を崩さず、1両あたりの定員も変わらない。ちなみにオール転換クロスシートはJR北海道721系シリーズ(一部の車両はセミクロスシートと指定席uシート)、JR西日本213系、JR九州811系・813系(初期のタイプ)・817系である。

岐阜に到着し、相変わらず多くのお客が乗ってくる。4両編成時代はここで誰かと相席になっていた。

名古屋でお客の大半が入れ替わり、日が沈みかける頃に終点豊橋へ。普通電車静岡行き(クハ111-2132:リニューアル車。浜松から女性車掌乗務)に乗り換える。

もしかしたら、JR東海の113系シリーズに乗るのは最後かもしれないが、すでに313系シリーズが搬入されており、転換クロスシートは装備していないのが残念だ。また、3両編成が主体とのこと。着席率の低下が懸念されている。

豊橋を発車した頃、日が沈み、終点静岡1番線に到着。向かいの2番線には普通電車西富士宮行きが発車しようとしていたが、313系2000番台と211系5000番台による、オールロングシートに驚愕!! これにより、在来線で乗り継ぐ場合、東京-豊橋間の“ロングランロングシート乗車”という可能性がある。東海道本線のJR東日本エリアでは、青春18きっぷでも普通電車のグリーン車(自由席)に乗ることができるので、“逃げ込む”手もある。

なお、2007年3月18日(日曜日)のダイヤ改正で、静岡地区の普通電車等は、JR東海産の車両に統一されることになった(熱海-沼津間はJR東日本211系シリーズとE231系近郊形タイプで運行することがある)。これにより、熱海-豊橋間はロングシートの電車に乗る確率が大幅に高くなる。

余談だが、113系シリーズが東海道本線を走る姿が見られるのはJR西日本の一部区間だけということになる。JR西日本の113系シリーズは体質改善車以外は廃車を進める可能性があるため、オレンジとグリーンの湘南色が見納めになる日も遠くはなさそうだ。

静岡で下車すると、耐震補強や駅前改良工事で殺伐としていた。

再び、静岡に戻り、普通電車東京行き(7号車自由席クハ372-13:静岡-熱海間、熱海-国府津間は女性車掌乗務)へ。赤色の番号、4番から12番までが乗車口で、19時25分、1番線に入線。特急形電車を使用した普通電車のため、“青春18きっぷユーザーの定番”とされている。

熱海からJR東日本に入るが、いつも4番線にはE257系の回送電車が到着するので、373系と“密会”をしている。ちなみにE257系の特急<踊り子>が運行する日はあるのかどうかは不明。

熱海でも女性車掌が乗り込んだが、小田原到着時の乗り換え案内では緊張していたのか、箱根登山鉄道を「江ノ島電鉄」と言い間違えていた。

女性車掌は国府津(Kohzu)で出番を終え、熱海から乗っていた男性車掌に引き継がれ、終点東京7番線に到着した。


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コメント 2

住吉人

>岸田法眼 様、こんばんは。

個人的に、静岡地区の輸送事情が分からないのですが、313系増備車がロングシート車でないとダメなのかなと思ってしまいます。


もっとも、西日本でも岡山や広島で103系4扉ロングシート車も使われていますが。

いずれにせよ、不思議だなと思っています。
by 住吉人 (2006-12-30 18:15) 

岸田法眼

こんばんは、どうもありがとうございます。

静岡地区は211系5000番台が名古屋地区よりも見られます。国鉄時代はセミクロスシートの113系が主力でしたが、211系5000番台はトイレがないため、利用客から苦情が来ることが多かったらしいですね。

313系シリーズはどんなタイプでもトイレを設けていますが、転換クロスシートにこだわってくれないのは疑問です。熱海まで乗り入れて、JR東日本に快適な車両をアピールして欲しかったですね。

なお、この旅が終わったあとに2007年3月18日(日曜日)のダイヤ改正が発表されました。今回はその情報を織り交ぜながら、進めてまいりました。
by 岸田法眼 (2006-12-30 18:27) 

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