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『波瀾万丈の車両』、2018年9月7日(金曜日)発売!!

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2009年の汽車旅4-11(四国の鉄道完全制覇達成!!) [汽車旅2009]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方は、下記のURLへクリックしてください。

・2009年の汽車旅1~10
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2010-04-24

◆四国の旅客鉄道完全制覇達成!!

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徒歩で伊予鉄道高浜線大手町駅へ。駅前は高浜線と花園線が平面交差するところで知られている。以前は阪急電鉄西宮北口にもあったが、現在は分断されており、今津線を全線走破する電車が消滅した。

券売機で乗車券を求めようとする直前、踏切の警報音が鳴ってあわてるが、さいわい、高浜方面の電車だった。そして、道路側には双方向とも、花園線の路面電車が止まっている。

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横河原行き(824)に乗り、8時31分に発車。2両編成だが、意外にも車掌が乗務している。ローカル線でよくある「2両ワンマン」に慣れてしまったせいだろう。

横河原行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
松山市なし824なし
大手町なし854なし

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8時33分、松山市に到着。横河原行きは、ここから横河原線へ針路を進めるが、私は郡中線に乗り換え。その前に伊予鉄道では珍しい自動改札機を見かけたので、パチリンコ。

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急いで隣のホームへ行き、郡中港行き(715)へ。8時35分に発車し、土橋を過ぎると、予讃線をくぐり、車掌は進行方向左側の窓のほとんどにカーテンを下ろす。そして、照明もOFF。電車は直線を走り、土居田で松山市行きと行き違い、余戸でまとまった下車があった。

郡中港行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
郡中港なし715なし
松山市なし765なし

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鎌田を発車すると、枕木は木製からコンクリート製(「PC枕木」ともいう)へ。進行方向左側の遠くには、松山坊っちゃんスタジアムが見えるものの、アクセス輸送には少々無理があるようだ。

岡田付近で、木製の枕木に戻るが、ローカル線にとって、PC枕木を採用するのは英断といえよう。ちなみにほかの区間もPC枕木が見られた。

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次は新川

松前(Masaki)でうしろの車両は全滅となり、発車後、1両に2か所、ドア上に情報案内装置があることに気づく。サイズは小さいものの、LED2段式になっており、上段は次駅と到着予定時刻、下段はニュースやインフォメーションを流す。ニュースでは天候不良で通行止めだった東名高速の完全復旧を知った。

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群中を過ぎると飛ばさず、8時59分、終点郡中港に到着。郡中線全線完乗とともに、四国の旅客鉄道完全制覇を達成した。残りは本州と九州になったが、どちらが先に片づくか?

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郡中を発車した際と終点郡中港に到着しようとした際、「JR線はお乗り換えです」という車掌の案内が気になっていたが、横断歩道を渡ればすぐのところに、予讃線伊予市駅がある。最初から知っていれば、そこで乗り換えていただろう。

◆徹底したワンマン列車

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予讃線伊予市(U05)で、2番のりばから9時10分に発車する各駅停車伊予西条行きワンマン列車(7011)に乗り換える。有人駅で、なおかつ、始発電車だが、乗車口は後部に限定されており、前部と中央は閉め切っている。

隣の1番のりばに2000系試作車TSEのエル特急〈宇和海3号〉宇和島行きが到着し、定刻通り、9時10分に発車。車内の照明は消灯し、先ほど乗った各駅停車松山行きに比べ、走りは格段の差がある。伊予市(U05)―松山(U00、Y55)間は8000系が走らないので、“おまけ電化”という印象を持つが、郡中線への対抗意識が強いのだろうか。

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北伊予(U02)でキハ54系の各駅停車伊予長浜経由宇和島行きワンマン列車と行き違い、9時27分、松山1番のりばに到着。停車時間はわずか1分だが、中間のドアは開かず、降車は前部、乗車は後部と徹底している。“そこまで徹底しなくてもいいのに”と思うが、JR四国のルールなのだから、仕方ない。7000系が投入されて20年目(2010年で21年目になる)に入っているせいか、乗降はスムーズである。


各駅停車伊予西条行きワンマン列車編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
伊予市→伊予西条なし7011なし

運転士も交代し、ベテラン同士のツーマン乗務となり、車内の照明もついて、9時28分に発車。ベテラン同士だが、片方は新米運転士、片方は指導員という意外なコンビである。そのため、指導員は運転士に代わって、きっぷや運賃を収受する。

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次は光洋台(Y51)

堀江(Y52)で各駅停車松山行きと行き違う。この電車は7000系2両編成だが、ワンマンが表示ない。発車すると、伊予灘オーシャンショー。指導員は伊予灘に見とれることなく、新米運転士にアドバイスを送る。

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9時51分、伊予北条(Y48)に到着。ここでエル特急〈しおかぜ1号・いしづち5号〉松山行きと行き違うが、なんとガラガラ。高速道路休日普通車ETC1000円割引が影響している。経営基盤の弱いJR四国にとっては大きな痛手だ。その上、この旅の半月後に行なわれた衆議院解散総選挙で、民主党が政権を奪取。高速道路無料化をマニフェストに掲げており、運輸業にとっては過酷な未来になりそうだ。





次は浅海(Y44)

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※画像上段はツインフィーダーメッセンジャー架線、下段は一般的な架線。

さて、先述したようにトンネルは、パンタグラフ集電の電車が走ることを想定していなかったため、断面が小さく、架線を張るのに大変苦労した。通常はタテにピーンと張っており、ハンガーの下はトロリー線、上は吊架線だが、トンネルとその周辺は、ヨコに張ったツインフィーダーメッセンジャー架線である。そのため、松山-観音寺間はヘビーシンプルカテナリー方式を採用し、路盤の盤下げ(レールの下を掘って、レール面を下げた)、跨線橋のかさ上げ、跨線水路橋の改修など、大規模な工事が行なわれた。また、沿線の祭の開催時には、だんじりが踏切を渡るため、一部区間におけるトロリー線の高さを許容限度となる5.4メートルにして、祭りに支障を与えないように配慮した。

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10時09分、菊間(Y45)に到着。3分停車し、各駅停車伊予市行きワンマン列車と行き違う。どうやらJR四国は1両のみワンマン列車で、2両以上は車掌乗務というのが定義と見た。

「お客さまにお願いいたします。盗難防止のため、貴重品は必ず身につけてください」

10時12分に菊間(Y45)を発車すると、注意を促す自動放送が流れる。夜行列車ではよくある放送だ。

◆怒涛の走りと空席だらけのエル特急〈しおかぜ〉



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伊予亀岡(Y44)で6分停車。運転士は「臨時特急の行き違いです」というので、なんだろうと思ったら、なんと、寝台特急〈サンライズ瀬戸〉松山行きが通過。大柄なボディーだが、シングルアーム式パンタグラフがさいわいしたのか、断面の小さいトンネル走行が可能である。

JR西日本の在来線車両は下枠交差式パンタグラフを標準としており、シングルアーム式パンタグラフは新幹線電車以外、めったに採用していない。ちなみに、JR西日本がシングルアーム式パンタグラフを採用した285系以外の在来線車両は、283系、125系、521系、683系4000番代である。2010年5月頃にお目見えするといわれる225系はどうなるか?

この夏の寝台特急〈サンライズ瀬戸〉松山便は、東京発は2009年8月14~16日(金~日曜日)、松山発は2009年8月15~17日(土~月曜日)に運行された。私は2009年8月17日(月曜日)の寝台特急〈サンライズ瀬戸〉東京行きに乗ろうかと、みどりの窓口へ行ったが、残念ながら満席だった。

所定のダイヤより7分遅れた10時23分に伊予亀岡(Y44)を発車。車窓は田園となり、波方(Y42)で各駅停車松山行きワンマン列車と行き違う。

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波方(Y42)を発車すると、西瀬戸自動車道のブリッジが見える(いい橋だなぁー)。

波止浜(Y41)を発車すると、胸のすく走りで高架を登り、今治(Y40)1番のりばに到着。ここでエル特急〈しおかぜ3号・いしづち7号〉松山行きと行き違う。伊予亀岡(Y44)で停車時間を延長したため、のんびり走るわけにはいかず、必死の走りでエル特急〈しおかぜ3号・いしづち7号〉松山行きを遅らせずに済んだ。

今治(Y40)で大幅に入れ替わって、定刻通り、10時46分に発車。所定のダイヤでは10分停車になっているため、回復運転でしのいだことになる。

天気は快晴だったのに、各駅停車伊予市行きワンマン列車と行き違った伊予桜井(Y38)で、曇りがちに。また、雨が降るのだろうか?

そんな不安を7000系の力強い走りが打ち砕き、伊予三芳(Y37)に着いたときには晴天に戻る。進行方向左側には今治小松自動車道があるものの、意外とスピードを出していないようだ。

一部の水田は早場米なのか、黄金色に輝く稲穂を見つけた。2009年は雨が多く、日照不足が心配されたが、不作という最悪の事態が免れた模様(1993年は歴史的な不作だったため、急きょ、タイやオーストラリアなどから米を緊急輸入した)。

11時07分、壬生川(Y36.Nyugawa)3番のりばに到着。ここでエル特急〈しおかぜ5号〉松山行き、エル特急〈しおかぜ14号〉岡山行きと行き違うため、13分停車する。市販や駅の時刻表を見ていないため、てっきり1番のりばにエル特急〈しおかぜ14号〉岡山行き、2番のりばにエル特急〈しおかぜ5号〉松山行きが到着して、ホームを埋め尽くすものとばかり思っていた。

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ところが、1番のりばにエル特急〈しおかぜ14号〉岡山行きが到着すると、11時12分に発車。そのあと、1番のりばにエル特急〈しおかぜ5号〉松山行きが到着。一部の自由席車両を指定席に変更していたが、満席とは程遠い乗車率だ。ちなみに、エル特急〈しおかぜ5号〉松山行きとエル特急〈しおかぜ14号〉岡山行きは、伊予小松(Y34)で行き違った模様。

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11時20分にエル特急〈しおかぜ5号〉松山行きとともに発車し、各駅停車伊予西条行きワンマン列車は石鎚山(Y32)へ。エル特急〈いしづち〉命名の由来である石鎚山は、西日本の山では最大の1982メートルあるが、登山口の下車駅は次の伊予西条(Y31)である。

11時35分、終点伊予西条(Y31)3番のりばに到着した。

★備考

eyevio「2009年の汽車旅4」 



伊予鉄道ホームページ 

③参考資料として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル1993年6月号』を使用。

④この日のエル特急〈いしづち9・11・13・15・17・19・21・23・25・27・29・31・6・8・10・12・14・16・18・20・22・24・26・28号〉は、併結するエル特急〈しおかぜ5・7・9・11・13・15・17・19・21・23・25・27・6・8・10・12・14・16・18・20・22・24・26・28号〉の輸送力を増強するため、高松―多度津間の短縮運行になっています。

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鉄道のテクノロジーVol.7表紙

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