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東北新幹線〈はやぶさ〉 [鉄道評論]

2010年5月11日(火曜日)15時過ぎ、JR東日本は東北新幹線全通日を12月4日(土曜日)にすることを発表した。これで東北新幹線は昭和57年(1982年)6月23日(水曜日)、大宮―盛岡間の暫定開業をしてから、28年で悲願の全通を果たす。また、八戸―新青森間は途中、七戸十和田を設け、〈はやて〉は東京―新青森間を最速3時間20分程度で駆け抜ける予定だ。ちなみに〈はやて〉は東京―新青森間15往復、仙台・盛岡―新青森間が各1往復運行される予定だ。

これに伴い、東北本線八戸―青森間は12月4日(土曜日)から第3セクター、青い森鉄道に転換され、大湊線はJRグループ史上初の“孤立路線”となってしまう。八戸線もそうなるが、時刻表の地図上ではつながっているため、“孤立路線”とは言い切れないのかもしれない。

東北新幹線全通から少したった2011年3月には、E5系がデビューする予定だが、東京―新青森間を結ぶ速達列車の愛称が決定した。その名を聞いたとき、おそらく、多くの人々は衝撃を受けただろう。その思いを新宿スタジオアルタのお客さんたちに代弁してもらおう。

「エーッ!!」  

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応募総数は15萬372件で、第1位は〈はつかり〉、第2位は〈はつね〉、第3位は〈みちのく〉だが、いずれも採用されず、なんと第7位の〈はやぶさ〉が選ばれた。2年ぶりに〈はやぶさ〉が復活するのは嬉しいが、しかし、なぜ、第7位の愛称を採用するのだろうか? 複雑な心境である。  

2011年3月にJR九州の九州新幹線鹿児島ルートが全通する予定だが、新大阪―鹿児島中央間を結ぶ速達列車の愛称は、〈さくら〉に決定している。これは第1位の愛称なので、納得いくものの、長年、東京―長崎・佐世保間を結ぶブルートレインで活躍していたイメージが強いせいか、“鹿児島中央の〈さくら〉”にはピンとこなかった。ちなみに第2位は〈はやぶさ〉だったという。  


E5系の愛称募集報道以来、多くのレールファンは〈はつかり〉に1票を入れただろう。私もそうだ。しかし、JR東日本は第1位の愛称をそのまま採用する保証がないことを募集時に明言している。  

“〈はつかり〉復活論”で沸く中、沿線の人々は“〈はやて〉残留論”もあった。定着している愛称を変える必要性がないということだ。〈はやて〉は東北新幹線八戸延伸時に速達の〈やまびこ〉に代わる愛称を募集したところ、第20位であるにもかかわらず採用され、物議があった。  


〈はやぶさ〉を選んだ理由は、「スピード感があり親しみやすい愛称であるため」だという。そのため、〈はつかり〉〈はつね〉〈みちのく〉は“スピード感がない”とみなされてしまったようだ。それに将来は北海道新幹線との相互直通運転を視野に入れて、〈はやぶさ〉にしたのだろう。ちなみに鳥類のハヤブサは、ツバメより速いといわれている。しかし、鉄道の世界になると、寝台特急〈はやぶさ〉の晩年は、JR九州エリアで特急〈リレーつばめ〉などに道を譲っており、立場が逆だった。  

E5系最大の目玉は、10号車に連結される予定のスーパーグリーン車で、名称は「グランクラス」に決定した。これはフランス語の「Gran」と英語の「Class」を組み合わせた造語で、定員はわずか18人!! グリーン車をしのぐ極上のサービスを展開する。新幹線電車は「クハ」「サロ」といった記号を使わないので、在来線車両ならば「イ」が使われるのではないだろうか。昔の鉄道車両は1等車「イ」、2等車「ロ」、3等車「ハ」に区分し、のちに1・2等車は「ロ」に統一され、「グリーン車」という名称がつけられている。

東北新幹線〈はやぶさ〉は東京―新青森間に2往復、東京―仙台間に1往復が運行される予定だが、「〈はやて〉で行くか、〈はやぶさ〉まで待つか?」がキャッチコピーになるのかもしれない。  

今回の東北新幹線全通により、寝台特急〈あけぼの〉、特急〈つがる〉〈白鳥〉〈スーパー白鳥〉〈かもしか〉〈いなほ7・8号〉の去就が注目される。

★備考

①鉄道ニュース「E2系1000番台がE926形『East i』を救援」

②岸田法眼のRailway Blog.「暴れん坊583系2002Ⅴ(上野ハロープロジェクト第7弾、臨時特急〈思い出のはつかり号〉)」 

③岸田法眼のRailway Blog.
「暴れん坊583系2002Ⅵ(上野ハロープロジェクト第8弾、臨時特急〈思い出のみちのく号〉青森行き)」 

★おまけ



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ひたちなか海浜鉄道

あけぼの、なくなっちゃうかもしれませんね。
ブルートレインとうとう全廃、とか。
(吉田)
by ひたちなか海浜鉄道 (2010-05-13 09:42) 

岸田法眼

ひたちなか海浜鉄道吉田社長、どうもありがとうございます。

〈あけぼの〉はどうなるかわかりませんが、車両が30年以上たっているのがほとんどですので、厳しい状況に変わりはありません。ただ、乗車率が堅調で、あるところから聞いた話によると、上野―大館間が“守備範囲”のようです。
by 岸田法眼 (2010-05-13 20:35) 

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