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さすらいの諸国漫遊記57-3日目 [汽車旅2004]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方は、下記のURLへクリックしてください。

・さすらいの諸国漫遊記57-初日・2日目
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2011-05-20

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2004年8月21日(土曜日)、博多へ向かう夜汽車は、夜が明けて下関に到着した。これから関門海峡を海底トンネルでくぐり、九州に上陸する。九州は何度も行っているせいか、感激は薄れた。でも、九州は不思議とワクワクする。

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九州へ渡り、熊本へ。熊本駅前では日本テレビの『24時間テレビ 愛は地球を救う27』の募金活動を行なっていた。世のため、人のための募金をするのはいいことだが、こういうのは毎日やるべきだと思う。ちなみに募金活動は、JCBカードでも受け付けているそうで、将来はドコモが売り出し中の新兵器、“おサイフケータイ”でもできるようになるだろう。

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三角へ足を延ばしてみた。有明海では釣り人がチラホラ。天候はよくないが、今が旬の魚はなんだろう? 船で島原へ向かうこともできるが、今回はパス。周辺は「なんにもない」と言っていいぐらいで、売店もどきの商店で菓子パンにありつく。ツルッパゲのオジサンは寡黙な人のようで、愛想がいいとは言えない。スーパーマーケットの店員なら、確実にクレームの対象となり、注意されているだろう。スーパーマーケットは“サービス”に敏感だからだ。

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気になったのは、『開運なんでも鑑定団』を正午に放送していたこと。関東地方では、毎週火曜日20時54分から放送しているが、地方によっては違うのかもしれない。

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九州新幹線〈つばめ47号〉鹿児島中央行きに乗る。新幹線を使う機会は少なく、“ビンボー生活”を露呈しているようなものだが、今回はクレジットカード2回払いできっぷを購入した。

以前は鹿児島本線という在来線で向かっていたが、九州新幹線開業時、並行する区間が肥薩おれんじ鉄道という、第3セクター鉄道に変わってしまい、ビンボー人にとっては“薩摩は遠くなりにけり”になってしまった。別ルートで薩摩へ向かうことも可能だが、遠回りで本数は少なく、難所のありさまである。

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まず驚くのは、人間の笑顔のような先頭車。前照灯がつくと、“鬼”に変わり、かなりのスピードで走行するものと想像する。また、車内は和を多用しているため、東京の通勤電車にありがちな無機質さがなく、窓のカーテンはすだれ、洗面所や電話ボックスはのれんを使っているなど、“ここは本当に電車の中なのか?”と思うほど。

これは九州新幹線に限ったことではない。JR九州の車両はド派手なのが多く、1度見たら忘れることがないほど、強烈なインパクトを与える“SHOW by ショーバイ!!”がウリだ。こうでもしないと乗ってくれないということなのだろう。

余談だが、九州新幹線が開業した2004年3月13日(土曜日)、新八代駅では歌手の八代亜紀、川内駅では巨人(現・オリックスバファローズ)の木佐貫洋投手が1日駅長を務めた。いずれも駅の所在地が地元だからである。

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終点鹿児島中央は九州新幹線が開業するまで、「西鹿児島」と名乗り、私は2度ほど立ち寄っている。付近に鹿児島中央郵便局があることや、「西鹿児島」のままだと、薩摩の玄関口にふさわしくないことが駅名チェンジに至ったのであろう。

帰省シーズンでもないのに、九州新幹線〈つばめ47号〉の自由席があふれていたので、“おかしいな”と思いながら鹿児島中央で下車すると、なんと、この日は『長渕剛桜島オールナイトコンサート』があり、日本全国から多くのファンが集結していた。

2003年の『NHK紅白歌合戦』で、『長渕剛桜島オールナイトコンサート』をやることはして知っていた。鹿児島出身なので、“故郷に錦を飾るようなイベント”というふうに見ていたが、全国規模だとは想像もしていなかった。知人の話によると、ほとんどのホテルは満室で、コンサート会場は準備に8か月もかかったという。

コンサートの観客に巻き込まれるかのように、路面電車へ。九州新幹線の開業で、のりばは整備され、綺麗になって、乗りやすくなった。

以前、桜島へ渡ったことがあるので、鹿児島新港はどこにあるのか見当はつく。しかし、所在地はまったく調べておらず、終点鹿児島駅前まで乗ってしまい、テクテク歩く。ちなみに“長渕応援団”は水族館前というところで降り、中央にある乗車専用のドアも開いて、降車を認め、そこには係員が待ちかまえ、運賃精算をしていた。

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桜島の雄大さに見とれ、写真を撮る。噴火山を見ていると、“ここまで来たか”と身が引き締まる思いだ。

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桜島に行くフェリーターミナルは長渕応援団で長蛇の列。渋滞は3キロ以上というような感じだ。利用するお客はかなり大回りなルートをしいられているが、フェリーはポコポコ運航している。ちなみに、桜島のフェリーは24時間運航で、昼間は15分間隔で乗れるから、“生活路線”という見方ができる。

やっとこさ、鹿児島新港に到着。実は旅立つ前日、琉球海運から電話があり、台風15号の影響で大幅に遅れるという。電車の中は通話禁止令をしく鉄道会社が多いので、電源を切るか、ドライブモードにして、新しい情報が入ったら留守番電話に入れてもらうよう、お願いした。ちなみに電源を切るのは、トンネル内は圏外になるからで、電池の消耗が早まるためである。

琉球海運からの留守番電話は入っておらず、どうやら運航するようだ。窓口で出航は2004年8月22日(日曜日)2時という貼り紙があり、乗船手続きをする。もし、運休したら、他社船やヒコーキによる振替輸送はないので、スケジュールが大幅に狂い、琉球へ渡ることを断念しただろう。ちなみに、事前に電話がなかったら、三角に寄り道していない。

2階のフェリーターミナルにあがると、テレビが2つあり、左側はアテネオリンピック長嶋JAPAN―台湾戦、右側は広島―巨人戦を放送していたが、後者は誰1人も見ておらず、巨人の人気低迷を物語っていた。ちなみにこの日、長嶋JAPANと巨人は共に勝利した。

コンビニで晩メシを購入しようとしたら、なんと品物がない!! どこもかしこも売り切れ御免。なんとか『ほっかほか亭』にありつき、メシ抜きの危機はまぬがれたが、近辺のコンビニは、駐車場規制や雑誌販売休止など、尋常ではなかった。

21時57分、琉球海運『わかなつおきなわ』が鹿児島新港に入港。定刻より、14時間近く遅れての到着。トラックが何台も通過したが、なんと牛を乗せていた。大幅な遅れに耐えたのは人間だけではなかった。

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22時45分、乗船開始。“日本完全制覇”に王手がかかり、2等船室に入る。出航は予定通り、翌日の2時。人より貨物を載せているようで、この時間になったようだ。

2等船室は男女別に分けられたが、さいわい禁煙で、1人分の毛布と枕を敷いていた。これなら、陣地をめぐるトラブルも起こらないだろう。

軽くシャワーを浴び、日付が変わる頃、疲労が蓄積して、いつのまにか眠りについた。夜汽車の中では、“琉球にたどり着くことができるだろうか?”と不安になり、なかなか寝つけなかったからだが、今宵はぐっすり眠れるだろう。無事に琉球の地に着き、日本完全制覇を願いつつ。


★備考

①今回の記事は、2004年10月に執筆したもので、一部加筆・修正しています。

②岸田法眼のRailway Blog.
「2004年の汽車旅5-2」 

③岸田法眼のRailway Blog.
「青春18きっぷ」

★おまけ

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